人生最大の特別イベントを、
みんなに祝ってもらい、同時に、みんなに楽しんでもらえると大成功です。
待ち望んだ結婚ですから・・・、
みんなにも見守って欲しい。
これからの自分達の幸せを、お祝いして欲しい。祈って欲しい。
(この気持ちを大切にして、自分の結婚式に工夫をこらしましょう)
自分達の大事な大事な結婚式ですから・・・、
集まってくれた人達の前で、「みんな証人となってもらい」
二人で「心」で誓うために、「神の前で」
ふたりで厳粛になる一瞬を工夫しましょう。
(自分達の気持ちにピッタリ来る結婚式になるために)
お祝いをする仲間の前で「誓い」をする、つまり牧師に立ってもらい「誓約式」をすることは心のけじめになると思います。
教会に関係したことのある人も無い人も、等しく、自分の結婚式に「正式な誓いの儀式」を加えることは意味深いものになります。
集まってくれる友人達と、こころの底から楽しみ、自分達に訪れた幸せな出発を祝いましょう。
牧師先生には、自分達の考えと気持ちを説明して、分かってもらい、より自分達らしい内容で、自分達のために式をしてもらうと素敵だと思います。
2009年8月アーカイブ
ちょっと緊張の面持ちで、二ヶ月になったばかりの、可愛い可愛い女の子がすやすや眠るクリッブを抱えた二人は、教会に現れました。
すごくさわやかな好青年。
すぐに、みんなでうちとけてしまいました。
「一週間後なんですが、来ていただけますか?」と彼。
「義父が、パーティーだけでもしたらいいよと言って、パーティーが出来る場所を用意してくれました。
今、そこをつかって、友達がウェディングパーティーが出来るよう準備をしてくれています。
せっかくウェディングパーティーをするなら、牧師先生に来てもらって、「誓い」だけでも、彼女のためと自分のためにも正式な誓いができたらいいなと思って、昨日先生に電話をしたのです。
先生が、気軽に、私たちの相談に乗ってくれたので、ホッとしました。」
このやりとりがもとで、二人のための「誓約式」、「誓約文」を作ってあげたいとおもいました。
当日、出席者全員が楽しく、和やかなパーティーとなり盛り上がりました。
そして、パーティーが終わりに近づいたとき、出席者の皆さんへのサプライズとして司会者が「それでは皆さん、二人の誓約式が始まりますので見守って上げて下さい」とアナウンスしたのです。
その司会者の言葉で、牧師の入場、つまり私が現れたのです。
聖歌隊はありませんでした。
オルガン奏者もいませんでした。
会場の音響設備からCDで新婦の用意した入場曲と牧師の登場が、お酒が入っていた人達も含めた出席者の皆さんを厳粛な表情にさせ、とても不思議な美しい異空間を作り出しました。
新婦と腕を組んで近づいてくる父様。
私の前で新婦を待つ新郎。
寄り添うようなすがたで腕を組む新婦。
どの表情も特別です。
パーティーという楽しいときの流れで、一体となっていた70名以上のお友達と家族。
ウェディングパーティーの最後に行った、サプライズウェディング、二人の結婚式式。
お酒が入っていたはずの拍手は、ホテルのチャペルウェディングには見られない、特別に熱を帯びた、本物の、熱い、熱い拍手でした。
新郎の目頭に浮かんでいた光るものは、「誓い=誓約式」がパーティーの中に取り入れられて、本当に良かったことを証明していました。
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