2009年6月 3日アーカイブ

新郎 新婦 牧師

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ある新郎のコメントから



結婚式のリハーサルを始める直前、チャペル内に彼(新郎)は案内されて来ました。

一ヶ月前に打ち合わせ以来でした。

久しぶりでした。

私も、自然にニコニコしながら近づいて、少しでも安心してもらおうと、思わず・・・

「いよいよ来ましたね、(式中)細かくお手伝いしますからね。

(なんとか、こちらに任せちゃおうって思ってもらえれば嬉しいです)、(ちょっとでも安心してもらえれば・・・)」という気持ちで声をかけました。



それに対しての彼の一言は、別の一言でした。



「(朝、)食事が喉を通らなかったです。喉を通らないって、本当にあるんですね。」



真っ正直、・・・

真顔、・・・

真剣、・・・



彼の目線は遠くにありました。

脇に立つ私だけに”震え”が分かりました。

私も、彼と一緒に”身震いしました”。



隣に立つ彼女は、食事がのどを通らないほどの彼を感じていたのでしょうか、・・・。

二人とのリハーサルは、とても優しい空気の中で行われました。



二人が、そうなっていた、その日。

誓約式で彼が声にした、「誓います」は、「これからも、ずっと彼女を守り、理解し、支え、心から愛します」という響きそのものでした。





このブログを読んで、自分も緊張するだろうなと思ってしまう未来の”新郎””あなた”へ。

牧師のつぶやきとして、、、、、。



「震えるほどの(その日の自分)に、誇りを持とう。

そして、それこそ自分の大事な誇れる思い出として、彼女を優しく大切に生きていこう。」



、、、と思います。

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